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「英語を選択科目に」という、主張

 今日は、英検ネタ(!?)では、ありません・・・。

 昨日の日経新聞の「インタビュー 領空侵犯」というインタビュー記事を読んで考えたことなど・・・です。
 話し手は、関志雄(かんしゆう)さんという、57年香港で生まれ、香港の大学を出た後、東大で経済博士号をとり、香港上海銀行、野村総研を経て、現在は、野村資本市場研究所 シニアフェローという方です。

 主な論点は、「英語教育の抜本的見直しを提案している。日本人の英語学習は、経済学でいう『コストベネフィット』の観点からも、全然ベネフィットがない。 日本人の大半は、一生で英語を使う機会はそれほどないのに、グローバル化の時代だからとみんな英語の勉強をしている。小学校の英語の勉強もいいけれど、一律に行う必要があるのか。」「比較的早期に、コースを分けて、最初はコンピュータ操作に困らないように、アルファベットなどの基本を学んで、その後は、選択制にして、よりレベルの高い英語教育を受ける人と、ここで英語教育は終わりと言う人にする」「日本の英語教育がうまくいかないのは、英語教員の資質の問題である。英語教員が、既得権益化していて、改革に反対している」・・・だいたい、こんな感じです。

 最初、これを読んだ時、「まさにそのとおり」と納得しました。日本の教育の、「悪平等」(!!)が端的に現れているところかも・・・とも。
 それに、教員の資質の問題・・・これもほんと納得しました。まぁ、ここで言われている改革は、日本では実行できないな・・と。だって、教員の猛烈な反発を受けるだろうから・・・。
 でもね、この4月から小学校で英語教育が始まりますが、聞いた話では、なにから入るかというと、なんとアルファベットの書き順((!)から始めるという人もいるんです!!
 アメリカ人に、書き順って、特に決まってるわけじゃないけど・・・と言われてたので、4月からその人はどうしたのかは、わかりませんけど・・・。鳴り物入りの小学校の英語教育がこれではねぇ・・・。

 たしかに、教育を、コストベネフィットで論じるところにも無理がないわけじゃないと思うけど。

 でね、この記事のことを夫に話したんですよね、どう思う?って。

 そしたら、夫曰く、「日本の教育は、江戸時代の寺小屋のときから、だれでも文字が読み書きできる・・という裾野の広さがあった。それが、その後の日本の発展につながった。中国やイギリスなどのはっきりとした格差社会とは一線を画してきた。そしてそのことが日本の国力(!?)の土台じゃないか」と。

 うーん。そこで、私も考え込んじゃって、結論が出なくなったんですよね。
 
 編集委員の方も、「提言は劇薬で、違和感を持つ人も多いだろうが、かといって現状に満足の人も少ないのではないか。英語教育は、抜本的見直しの時期に来ている。」とまとめられておられますが、その抜本的見直しをどうするのか・・・なんですよね。

 最後に、関さんの話をもう少し・・・。

 「・・・英語教育が既得権益化し、改革に反対するからです。教員の権益を守るために、生徒が犠牲になっているのです。質の高い教員へ、入れ替えが必要です。国内で確保できなければ、海外から招けばいい」
 「今でもネイティブの教員はいますが、生徒数に比べて圧倒的に少ない。選択制で少数精鋭にすれば、必要な教員数も減るので、この問題も解決されます。英語だけの問題ではありません。中国には、来日経験がなくても、大学で日本語を専攻しただけで、日本語がぺらぺらの人がたくさんいます。でも日本の大学で中国語を専攻しても、なかなか中国語を話せない。この差は何なのでしょう。」


 中学から大学の教養までの8年間英語を勉強しながら、ほとんど話せないという日本の英語教育の悪しき例を体現している私としては、この関さんの主張に大いに惹かれるのも事実です。でも、結論は出ていません・・・。

 みなさんは、どう思われますか?
 

 
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by atsu2co | 2010-04-27 11:49 | Comments(0)
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